『ケンカオニ』
富安陽子: 文 西巻茅子 : 絵 福音館書店
のぶちゃんがおもちゃ箱に投げ込もうとしたボールが、同じ部屋で遊んでいたとっちんの背中にぶつかると、とっちんの頭に一匹の赤い「ケンカオニ」がくっつきました。ケンカオニがくっついた、とっちんはかいじゅうのぬいぐるみをのぶちゃんめがけて投げつけると、今度は、のぶちゃんの頭に青い「ケンカオニ」がくっつき、憑りつかれた(!?)二人の大喧嘩が始まります。その大喧嘩には、カエルやヘビ、クジラや恐竜まで登場します。私の拙い説明では、どういうお話なのか?面白さをうまくお伝えできませんが、とにかくスピード感、脱力感、安心感が含まれている楽しい絵本です。