
「まんまるおつきさまをおいかけて」
ケビン・ヘンクス:作・絵
小池昌代:訳 福音館書店
こねこがみたはじめてのまんまるお月様。そのお月様をミルクの入ったお皿だと思い込んだこねこは、そのお月様をおいかけます。しかし、おいかけてもおいかけてもとどきません…
日本には、昔からこの中秋の名月にススキや団子、お芋等を飾って月を愛でる風習がありました。中国では月餅を食べながら月見を楽しむそうです。
しかし、この絵本の作者はアメリカ人!そんな月見の習慣はないと思いますが、この絵本を見ているとお月見のイメージが…アメリカは満月になると狼になるのでしょうか?
白黒で地味絵本ですが、こねこの冒険がとても楽しいお話です。