
『せんたくかあちゃん』
さく・え さとうわきこ
≪こどものとも傑作集≫ 福音館書店
せんたくのだいのだいのだいすきな かあちゃんがいました。
…天気のいい日にくるくるうでまくりをした、かあちゃんは洗濯板で家中のものを洗い、庭の木から木へ、ものほしの縄を張り、洗濯物を洗濯ばさみで干しました。ちょうどそこにかみなりさまが近づいてきました…ばばばあちゃんに負けないくらい頼りになるせんたくかあちゃん。たらいにどんどん洗濯物をほうりこみ、洗い上げていく姿は、せんたくかあちゃんの言葉を借りると「ラムネ飲んだみたいにスッキリ」するんです。この絵本、実は園長先生の好きな絵本の1 つなのです。休みの日にはせんたくかあちゃんさながらに家中の物を洗濯し、すっきりしていたのです。
作品展にはこの絵本に負けないくらい様々な洗濯物を遊戯室いっぱいに張りめぐらせました。1 つ1 つに子ども達の個性がキラリとひかり、見ていて楽しくなりました。