
『おおきなおおきなおいも』
赤羽末吉 さく え 福音館書店
雨で延期になってしまったあおぞらようちえんのいもほりえんそく。一日一日大きくなるおいもの絵を描くことになりました。紙をどんどんつないで描いたそのおおきなおおきなおいもをどうするのか?こども達の発想がどんどんふくらんでとても楽しい絵本です。
この絵本はある幼稚園での実践を、昔話といえばこの人!と言われる絵本画家さんか楽しく描いています。この、赤羽末吉さんは、昔話の作品を多数残しておられます。「だいくとおにろく」や「こぶじいさま」、中でも有名なのは「スーホの白い馬」でしょうか?
この絵本の絵は、黒と紫(さつまいもの色)しかありません。こども達の絵もなんだか適当~な感じがします。…でも、そこに味があって何度も読むたびに楽しい発見があるんです。