
『 おたまじゃくしの 101ちゃん 』
かこさとし 作・絵
偕成社
いちべいぬまのかえるのうちに101ぴきのふとったあかちゃんが産まれました。そんな中、かえるのおかあさんと101ぴきのおたまじゃくしで遠足に行くことになりました。おかあさんかえるは101ちゃんがいないことに気付き探し始めるのですが・・・
私が勝手に感じている、かこさとしさんの真骨頂と言えば、なんといっても文章に忠実な細かい絵!そんな絵本の代表のようなこの絵本です。101匹のおたまじゃくしがいるのかと数えた事もあるのですが、ちゃんといました!!その上、1匹1匹の表情が違い、細部まで丁寧に描かれていると感動すら覚えてしまいます。ドキドキ、ハラハラ、そして、ホッとして終わる・・・ とても面白いお話です。
*この絵本の続編「おたまじゃくしのしょうがっこう」は、おたまじゃくしに足が生えているんです。ぜひ、合わせて読んで見てください。