
『 つきのぼうや 』
イブ・スパンク・オルセン:作・絵
やまのうちきよこ:訳
福音館書店
夜空にのぼったお月さまが、ふと下をみると、もうひとりのお月さま
に気が付きます。そのお月さまが気になって仕方ないお月さまは、つき
のぼうやを呼びました。
『つきのぼうや』は本棚の中でもとても目立ちます!というのも細長い
形になっているからです。1975年発行なので、見たことがある方も
多いのではないでしょうか?形だけではなく、内容も面白い絵本です。
お月さまの疑問を解決するために地上に降りてくるつきのぼうやはいろ
いろな動物や人に会いながらフワフワと降りてくるのですが、この絵本
の形が十分に生かされた絵になっています。絵だけ見ていても楽しめる
絵本です。つきのぼうやは、お月さまの疑問に答えるために、持ち帰っ
た物をお月さまはたいそう気に入ります。ぜひ、読んで見て下さい。