
『やまなしもぎ 』
平野直・再話 太田大八・画
福音館書店
「おくやまのやまなしがたべたい」と言う病気になったお母さんのために、3兄弟(たろう・じろう・さぶろう)は、やまなしもぎに出掛けます。やまのふもとの切り株に座っているばあさま(・・・・)の話を聞いておくやまに入っていくのですが、たろうとじろうは「げろり」とぬまのぬしに呑み込まれてしまいました。なかなか帰ってこない二人の兄を心配して、「やまなしもぎ」に出掛けたさぶろうは…
岩手県出身で民話採集に尽力された平野直さんの採集きっかけになったと著書紹介に書いてあります。口伝えで残された昔話を読み聞かせするのには方言が難しくちょっと練習してからでないと…と敬遠していたのですが、リズム感のある文章はとても気持ちがよい!?です。
子どもたちが大好きなお母さんの為に頑張る!素敵なお話です