
『ゆきのひ』
エズラ=ジャックーキーツ ぶん・え
きじまはじめ 訳 偕成社
ふゆのある朝、ピーターは目を覚ますと、
一面の雪の世界になっていました。朝ごはん
を食べた後マントをきて外へ遊びに行った
ピーターは雪遊びを堪能します。
子どもの頃、雪が降ると楽しくなったことを覚えています。普段は登ることのできない大きな木に登りジャンプしたり、かまくらを作ってその中で友だちと温かい飲み物を飲んだり、雪に塩をまいてアイスクリームを作ったり、つららを取ってなめたり…書き出すときりがありません。そんな気持ちを思い出させてくれる絵本です。
この絵本の作者は世界的に有名なアメリカの絵本作家さんです。この方の名前の絵本賞があるくらいです。絵は貼り絵とスタンプ、絵の具などを使って描かれているのですが、シンプルで子どもの想像を膨らましてくれます。この主人公ピーターが登場する絵本はこの『ゆきのひ』以外にも保育園には『ピーターのめがね』『ピーターのいす』があります。
雪の日の楽しみ方は世界共通なんだと嬉しくなる絵本です。