
『チムとゆうかんなせんちょうさん』
エドワード・アーディゾーニ:さく
せたていじ:やく
福音館書店
ふなのりになりたいチムぼうやは、こっそり大きな汽船に乗りこみます。はじめは、船長さんに怒られましたが船員として働き始めました・・・
この絵本の、説明には「世代をこえて子ども達を魅了してきた、幼年海洋文学の古典。」と書いてあります。この“チムシリーズ”は11巻!どれもワクワクする冒険絵本です。シリーズ第1巻のこの絵本が、イギリスで発行されたのは、1935年。画家の作者が、5歳の長男にむけて描いた絵本です。少し長い絵本ですが、ページをめくるたび、ワクワクして、あっという間に読み終わってしまいます。 ちなみに、訳をした瀬田貞二さんは、「三びきのやぎのがらがらどん」の翻訳が有名で、日本語のリズムがとても心地のよい文章です。