『よあけ』
ユリー・シュルヴィッツ:作・画
瀬田貞二:訳
福音館書店
静かな山の中の湖畔。おじいさんと孫が目を覚まします。そして、ボートに乗って湖に漕ぎ出します…
ストーリーを説明すると大体、これでおしまいです。
現在、保育所保育指針を園内研修でじっくり読み込んでいます。そこで、3歳以上児の『言葉』のねらいの1つに、「生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く」とあります。「楽しさ」は容易に想像が出来るのですが、「美しさ」って?どの絵本の中に?と様々な絵本をその視点で読み返してみました。この絵本はその中の1冊。静かにじんわり言葉が入ってくるような絵本です。