
『ぐるんぱのようちえん』
西内(にしうち)ミナミ:さく
堀内(ほりうち)誠一(せいいち):え
福音館書店
からだがきたなく、くさいにおいもする一人ぼっちで寂しく暮らしてきたぞうのぐるんぱ。じゃんぐるのぞうたちはそんなぐるんぱをきれいに洗って働きにだすことにしました。しかし、一生懸命働いてもいつも失敗ばかり。そんなぐるんぱが最後に行きついたのはようちえんをひらくことでした…
1966年に発刊され、長い間子どもたちを楽しませてくれたこの絵本。かわいいぐるんぱは様々なグッズが売り出されています。保育園にもちいさなぐるんぱのぬいぐるみがあります。この絵本の魅力は、大きなビスケット、お皿、靴などがようちえんの遊具になったり、おやつになったり…そんな楽しそうなようちえんがあったらいいな~と夢が広がるところでしょうか?繰り返しの言葉も子どもたちには心地よいリズムとなって、楽しい絵本の世界に引き込んでくれます。絵本の表紙を開くと裏表紙とつながり大きなぐるんぱが登場するところも人気です。