
『 はじめてのおつかい 』
筒井頼子 さく 林明子 え
福音館書店
いつつのみいちゃんは、お母さんにおつかいを頼まれました。赤ちゃんにあげる牛乳です。ちっちゃな手に百円玉を2枚しっかり握りしめ、大冒険に出発します。様々な困難!?を乗り越え牛乳を買ったみいちゃんの満足そうな顔が裏表紙に描かれています。 同じ作家さんの作品「あさえとちいさいいもうと」にはこの「はじめてのおつかい」の登場人物が出ています。みいちゃん、牛乳を買った筒井商店にいた“たばこを買いに来たサングラスのおじさん”“黄色いワンピースのふとったおばさん”です。また、電柱には『筒井商店』の看板もあります。2冊の絵本は同じ町なのです!探してみてください。 (余談ですが)作品展では、みいちゃんが牛乳を買った『筒井商店』のおばさんにO保育士が変装していました。 前日から、服を試着し(子どもたちには当日のお楽しみだったのでお昼寝中)「どう?」なんて、かなり乗り気でした。愛すべき大先輩です。